認知症新薬 開発に成功か?

昨年末に報道され、大変話題になったのが、認知症の新薬がアメリカで認められるかもしれないというニュースでした。もうご存知の方も多いかもしれませんが改めてお伝えしたいと思います。日本経済新聞から2019年12月26日のニュースです。

「認知症新薬、異例の再挑戦 エーザイとバイオジェン」

米バイオジェンとエーザイが開発するアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」の臨床試験(治験)データが5日、明らかになった。認知機能の低下を2割ほど遅らせる効果を示し、学会や株式市場から大きな注目を集めた。一度は有効性の証明が難しいと判断されて治験の中止に追い込まれた新薬で、再び米当局の認可の取得を狙う異例の展開になる。2021年にも認知症の進行を遅らせる世界初の治療薬が誕生する可能性が出てきたが、実用化までのハードルは高い。

5日午前8時(日本時間6日午前1時)。米カリフォルニア州サンディエゴで開かれた国際学会「アルツハイマー病臨床試験会議」の会場は約1500人の定員を超え、立ち見も出るほどの盛況だった。バイオジェンの開発担当者はアデュカヌマブの投与量を増やした患者の認知機能の低下が22%抑えられたほか、日常生活への影響も40%抑えるデータを報告した。

非常に良い結果が出た認知症新薬ですが、次回は専門医の先生方のご意見や、開発した会社に対する評価のお話もできればと思います。認知症治療の専門医として私も早く、多くの新薬が使用できることを心待ちにしております。

今回も御一読いただき誠にありがとうございました。

文献1)2019年12月6日 日本経済新聞

2)大熊 輝雄:現代臨床精神医学第12版 金原出版株式会社

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