師走

師走である。2010年の年も後わずかである。
一般に云えば年は去り、人の歳は加えられる。人も生命体である。地球上に生命体が生まれた時点から観れば一年の経過はこの惑星において意味があるのか無いのか不詳であろう。
日本という国に住んでいる住民からすれば単に一年が過ぎ去ることのみであろうか。
個々人の胸中は一人ひとり異なっているだろう。当たり前のことにすぎないが、この国の個々の社会の人間関係に視点をおけばその複雑さは計り知れない。
厄介なことであるが、類人猿に始まり、進化の過程から見れば、ヒトから原人を経てホモサピエンス(旧人から新人に進化する)となる。
2010年はこの国は二人に一人は老人であると昨日新聞の記事で知ったが、これから日本の国はどうなるだろうかと考えればお先が真っ暗になり、突然頭の中が真っ白になった。この国のホモサピエンスは何処へ行くのだろうか。

そこで言霊が降りてきた。

師走である
雨が激しく路面をたたいていた
雨混じりの風が傘を飛ばすように吹いていた

師走のなかにいる
都市の高層ビルの隙間は冷たい突風の住処であるのか
その空間を通ると暗い未来へ飛ばされそうである
かっと言って
この都市群に住まないと
原人へと後戻りになる

師走の終わり
梵鐘の鐘の打つ響きがここまで来るだろうか


師走である

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