軽度認知障害(MCI)は、早期に適切な予防を行うことで認知症への移行を食い止めることが可能です。ここでは当院の治療方針を説明します。
MCIの定義は
軽度認知障害(MCI)の定義は次の通りです。
- 年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない記憶障害が存在する
- 本人または家族による物忘れの訴えがある
- 全般多岐な認知機能は正常範囲である
- 日常生活動作は自立している
- 認知症ではない
MCIの状態で放置されると、約50%の人が5年以内に認知症へ移行するといわれています。しかし、適切な予防を行うことで認知症への移行を食い止めることが可能です。
当院の治療方針
当院では株式会社プリメディカと連携し、MCIスクリーニング検査を導入しており、早期のMCIの診断が可能となっております。他にも、WHOの認知機能低下と認知症のリスク低減の指針に基づき、次のような内容を問診や精査で確認したうえで、一人一人に向き合った治療を心掛けています。
- 身体活動(適度な運動)
- 禁煙
- 栄養(バランスのとれた食事)
- アルコール(適量に留める)
- 認知トレーニング(認知活動を増やす)
- 社会活動(社会参加や社会交流)
- 体重管理(肥満な人は体重を減らす)
- 高血圧の管理
- 糖尿病の管理
- 脂質異常症の管理
- うつ病への対応
- 難聴の管理
早期発見が重要です
特に40-60代での、睡眠時無呼吸症候群、うつ病、生活習慣病などから、MCIを早期に発症する可能性がありますので、それら疾患の早期の発見が重要になります。MCIについて気になる方、MCIスクリーニング検査に興味がある方、ご本人やご家族で最近物忘れについて悩まれている方は是非当院でお気軽にご相談ください。










