認知症と薬物療法の限界①

今川クリニックの院長ブログ

認知症を分類すれば、大脳皮質に起因する変性疾患と脳血管性認知症の大きく2つに分類され、さらに変性疾患では、アルツハイマー型認知症(AD)、レビー小体型認知症、さらに前頭側頭葉型認知症(FTD)等がある。

変性疾患の認知症に対する治療法は対処療法のみであり、原因療法は世界的にみても未だ無く、FTDでは対処療法も無いのが現実である。現在、認知症薬として認可されている薬剤は4種類であり、何れの薬剤も進行を抑制するものであるが、効果には個人差があり、またそれぞれの薬剤には効果だけでなく副作用を伴うこともある。

関連記事

  1. 今川クリニックの院長ブログ

    透明な脳 ~第二章 記憶と実生活 まとめ

  2. 今川クリニックの院長ブログ

    発症以前のアルツハイマー病

  3. 今川クリニックの院長ブログ

    透明な脳 ~第二章 記憶と実生活 日常生活と結びつく記憶①

  4. 今川クリニックの院長ブログ

    アルツハイマー病の早期発見とその発病の仮説

  5. 今川クリニックの院長ブログ

    物忘れの早期発見の難しさ

  6. 今川クリニックの院長ブログ

    徘徊

最近の記事 おすすめ記事
  1. 冬の冷え対策

    2025.02.1

  2. 今川クリニックの院長ブログ
    新年のご挨拶

    2025.01.1

  3. 今川クリニックの院長ブログ
    年末のご挨拶

    2024.12.22

  1. 今川クリニックの院長ブログ
  2. 今川クリニックの院長ブログ
アーカイブ