6月に入り、日本各地で猛暑が続いており、気象庁も高温注意情報を発表し、熱中症対策を呼びかけています。
認知症(アルツハイマー病)の患者の多くに、低体温症の傾向が観られます。なぜそうなるか。その原因は脳にあり、脳の視床下部の体温調節中枢が巧く働かないことにあると考えています。低体温、水分不足により体感が低下することで熱中症を起こしやすくなるのです。
今年の夏も酷暑と予想されますが、認知症(アルツハイマー病)の患者に対し、親族並びにヘルパーの方々は、室内の温度調節やこまめな水分補給に気を配り、熱中症に十分に注意していただきたいと思います。
これは簡単ですが、しかしとても重要なことです。
紫陽花が求める雨水
2014/6/4 今川正樹