早期発見のための初期症状チェック

今川クリニックの院長ブログ

今回は、前回の続きですが、特に認知症初期症状セルフチェックについてお話しします。気になる方はぜひ、ご自分でもお試しください。

認知症は、早い段階で発見できれば、進行を遅らせることができ、良好な状態を保つことが可能です。早期発見のために、まず初期症状チェックを行ってみましょう。

認知症初期症状チェック

  1. 同じことを何回も話す・尋ねる
  2. 物の置き忘れが増え、よく捜し物をする
  3. 以前はできた料理や買い物に手間取る
  4. お金の管理ができない
  5. ニュースなど周りの出来事に関心がない
  6. 意欲がなく、趣味・活動をやめた
  7. 怒りっぽくなった・疑い深くなった

「同じことを何回も話す・尋ねる」「物の置き忘れが増え、よく捜し物をする」に当てはまる場合は、記憶障害が疑われます。

「以前はできた料理や買い物に手間取る」「お金の管理ができない」場合は、物事を順序立てて考えたり実行したりすることができない実行機能障害が疑われます。

「ニュースなど周りの出来事に関心がない」「意欲がなく、趣味・活動をやめた」といった意欲低下は、認知症の初期にみられる特徴的な症状です。

「怒りっぽくなった・疑い深くなった」場合は、認知症の症状によって物事がうまくいかない心理的な要因が影響していると考えられます。たとえば記憶障害によって、財布などの置き場所がわからなくなると不安感が増し、疑い深くなります。

自分で初期症状チェックを行うほか、家族などにもチェックしてもらいましょう。当てはまる項目が複数ある場合は、当院に是非ご相談ください。

今回も御一読頂き、誠にありがとうございました。

文献1)2021年5月9日 NHK 健康チャンネル 
文献2)大熊 輝雄:現代臨床精神医学第12版 金原出版株式会社

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