近畿地方も梅雨に入り、蒸し暑くなってきました。この時期から注意して頂きたいのが「熱中症」です。熱中症というと、暑い屋外で発症するイメージがありますが、何もしていない屋内でも発症することが多いのはみなさんご存知でしたか?この時期はまだ冷房などもつけることが少ない為、特に高齢者の方は自分でも気づかない内に熱中症にかかることがあります。今回は簡単に熱中症対策をご紹介致します。
熱中症対策には、大きく次の4点があげられます。
冷房でこまめに室温調節
もったいないから…そんなに暑くないから…といって冷房をつけないのは非常に危険です。高齢者の方は体温調節機能が低下していることもあり、一般の方よりも暑さ寒さを感じにくくなっています。温湿度計を設置したりして目で実感する方法も一つです。
水分、塩分の適度な補給
のどが渇いてなくてもこまめに水分をとること、また大量に汗をかく場合は塩分も必要です。スポーツドリンクなどは手早く塩分・糖分を一緒に補給できるのでおすすめです。ただし、カフェインの入った飲み物は利尿作用が強くなるので避けましょう。
日傘や帽子の着用、通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服の着用
からだの蓄熱を避けることも大切です。上記のようなアイテムで出来るだけ直射日光を避けたり、屋外にいるときは日陰で活動しましょう。
丈夫な体をつくる
バランスのよい食事やしっかりとした睡眠をとり、体調管理をすることが熱中症予防につながります。熱中症にかかりにくい体づくりを目指しましょう。
当院ではにんにく注射を行っております。夏バテによる疲労回復や冷え性に大変オススメです。これらの原因の多くはビタミン不足からくるものです。にんにく注射をすることで血行も良くなって新陳代謝が高まり、疲労物質を洗い流してくれます。自費診療となりますが、興味のある方はぜひ一度お電話下さい。しっかりと熱中症対策をして今年の夏も元気に乗り切っていきましょう!