寒暖差による体調不良に注意

立秋を過ぎ、暦の上では秋ですが、まだまだ残暑が厳しい時期が続きますね。
今年の4月から「熱中症警戒アラート」の運用が開始され、その日の暑さの危険度がすぐに確認できるようになりました。その熱中症警戒アラートや天気予報をチェックしながら暑い日はなるべく外出を避け、涼しい室内で過ごすことが多いと思いますが、今回は寒暖差によって起こりうる体調不良についてお話しします。

35℃を上回る猛暑の屋外から、エアコンで冷えた室内を行き来することや、朝晩は涼しく、日中は暑いという時期の気温差による自律神経の乱れです。自律神経は、緊張するときに働く「交感神経」とリラックスするときに働く「副交感神経」をバランスよく保っていますが、どちらかが乱れてくるとバランスを保てなくなり、体に様々な不調を引き起こします。
暑いからといってずっとエアコンの風に当たって冷たい物ばかり食べていると、気づかないうちに体や内臓が冷えて胃腸の不調で食欲不振になったり、睡眠の質も悪くなり、日中体がだるいなどの症状が起こってくるのです。このような寒暖差による体調不良を起こさない為に、予防できる方法をまとめました。

適度な運動

室内での運動や、比較的涼しい時間帯に日陰が多いコースでの散歩など、無理なく自分の体力に合ったペースでの軽い運動を習慣にしてみましょう。適度に体を動かすことで血行が良くなり、食欲増進にも繋がります。こまめな水分・塩分補給を忘れずに。

バランスの良い食事

食欲がないからと食事の量を減らしたりせず、1日3食決まった時間に食べ、疲労回復効果がある夏野菜や豚肉「・大豆製品などのタンパク質を含む食材を中心に、栄養たっぷりの食事を。さらにしっかり噛むことで体を温めることができます。

湯船につかる

夏はシャワーで済ませがちですが、エアコンで冷えた体を温め、1日の疲れをとるために38~40度のぬるめの湯船に浸かりましょう。

外での冷え対策

通勤の電車の中や屋内ではエアコンが効きすぎていることがあります。体を冷やしすぎないよう、寒いと感じた時に羽織れる長袖の上着やひざかけを持っておきましょう。

十分な睡眠

日中、暑さでダメージを受けた体を休める為に、夜更かしせず6時間程度の睡眠時間を確保しましょう。寝る直前にはスマホを手放し、軽いストレッチをするなど、なるべくリラックスした状態で布団に入れば、睡眠の質も良くなります。睡眠中にも体が冷えないよう、長袖長ズボンを着れば安心です。

どの内容も夏に限らず重要なことですが、当たり前な内容だからこそ、体調を崩しやすい時期に、改めて生活を見直してみてください。残暑に負けず、皆様が元気に毎日を過ごしましょう。

また当院では、夏バテ予防に最適なにんにく注射やビタミンC注射を受けて頂くことができます。ご希望があれば、いつでもお申し付けくださいね。

にんにく注射・ビタミンC注射(自費診療)
初回:2,970円 2回目以降:1,980円

関連記事

  1. スタッフブログ

    腸内フローラ

  2. スタッフブログ

    スタッフブログを開設しました。

  3. スタッフブログ

    6月になりました

  4. スタッフブログ

    熱中症対策について

  5. 新生活

  6. 帯状疱疹のおはなし

最近の記事 おすすめ記事
  1. 新生活

    2024.04.17

  1. 今川クリニックの院長ブログ
  2. 今川クリニックの院長ブログ
アーカイブ