当院で扱っている腸内フローラ検査の中で、日本で最も詳しい検査結果が出るという、ビールや飲料で有名な会社、キリンが取り扱う腸内細菌検査MicroBio ME ME(マイクロバイオミー)についてお話します。今回、腸内フローラの大切さと検査の魅力をお伝えする為、当院のスタッフが体験してみました!
まずは医療機関にて、この検査キットを購入します。
開けてみると、中はこんな感じです。
検査ガイドの内容に従い、専用の採便容器に採便し、同封されている返信用封筒に容器を入れて、後はそれをポストへ投函するだけ。簡単ですね!この検体が日本からアメリカの解析機関に輸送され、解析が行われるようです。結果が届くまでドキドキしながら待ちます。そして2か月後。ついに結果が届きました。
結果は…
E判定。酷い結果です(>_<)でも正直、納得かも…と思いました。ストレスが溜まりやすい。食欲があまりなく、体調を崩しやすい。と自覚していた事が、しっかり結果に出てしまったようです。でもこの結果を受けて、ショックを受けているだけでは検査の意味がありません。
このように、腸内のスコアをグラフで示してくれていて、自分に不足している菌が載っているので参考にできます。(聞きなれない菌や素材名もありますが、しっかり説明書きも別に載っています)私の場合はビタミンや短鎖脂肪酸が不足しているので、積極的に取り入れ、効率良く腸活を始めていくことができそうです。腸内を健康にしていくことで、自分の体がどう変わっていくのか、とても楽しみになり、個人差はあるかと思いますが、私はこの検査を受けてみて良かったと実感しています。
最後に
腸内環境を良くするには、①善玉菌を含む発酵食品を摂ること②その善玉菌のエサとなる食物繊維を摂ることと言われています。ただ、発酵食品や食物繊維と言っても種類が多く、どれを選んで摂ればいいのかよく分かりませんよね。食べてみても、いまいち効果が感じられなかったりもします。腸内フローラの環境は人それぞれ。住んでいる菌が違うからです。
腸内環境が悪くなると、便秘や下痢、肌荒れ、免疫力低下など様々なトラブルを引き起こします。また、腸と脳は密接に関わっており、排便習慣と認知症の関連を調べた研究では、排便頻度が低い事や便が硬い事などにより短鎖脂肪酸が減少すると、酸化ストレスを引き起こし、認知症のリスクを高める可能性があるという研究結果も出ています。
国立研究開発法人 国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト ホームページ
「排便習慣と認知症との関連」(https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/9173.html)
そうならない為にも、自分の腸内にはどんな有用菌が不足しているのか、どんな食物繊維を積極的に摂取すればいいのか、知ってみることから始めてみませんか?只今当院では、このマイクロバイオミー検査費用の割引キャンペーンを実施中です!10 月末までの特別価格になりますので、この機会に是非ご検討ください。もしご興味があれば、検査結果のサンプルも院内に掲示しています。是非お早めに当院へお問い合わせください。