高齢になると心配になる病気の一つ、「認知症」。
令和4年の推計では65歳以上の高齢者のうち約443万人の方が認知症であるとされています。有病率は12.8%、約8人に1人にのぼります。決して珍しくない身近な病気となりました。
認知症の中でも最も多い「アルツハイマー型認知症」は、発症してしまうと完治させる事は困難です。しかし、その前段階である「軽度認知障害(MCI)」の状態で適切な予防や治療を行えば、認知症の発症を食い止めたり、遅らせることができるとされています。
早期発見、予防が重要です。
認知症の発症リスクがわかる検査があります。当院では、認知症が発症する前に認知症やMCIの発症リスクを調べることのできる下記の2種類の検査を実施しています。いずれも少量の採血のみで済む短時間の検査です。(保険適用外の自費検査になります)
MCIスクリーニング検査プラス
アルツハイマー型認知症の原因とされる「血管の老化」や「アミロイドβの蓄積」に関与するタンパク物質を計測し、認知症の前段階である「MCI」のリスクを判定します。
ApoE遺伝子検査
アルツハイマー型認知症や認知機能低下に関わる遺伝子のタイプを調べ、認知症の発症リスクを判定します。
認知症の発症には生活習慣病が関わっているとされています。寝不足、食生活の乱れ、飲酒や喫煙、運動不足、ストレスなど、生活習慣で気になる部分のある40歳以上の方には特におすすめしたい検査です。検査を受けられた方には、検査結果と共に今後の認知症予防に役立つアドバイスも書面で届きます。リスクを知って、自身の生活習慣を見直してみましょう。
当院では現在、下記のキャンペーン価格で検査を実施しております。この機会にぜひ検査をご検討ください。
(検査にはご予約が必要です。事前にお電話にてお申し込みください。)
キャンペーン価格(R7年3月末まで)
MCIスクリーニング検査プラス
通常25,300円→23,300円
ApoE遺伝子検査
通常22,000円→20,000円
参考
令和6年版高齢社会白書
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2024/zenbun/pdf/1s2s_02.pdf
MCIスクリーニング検査プラス
https://mci-plus.com/
ApoE遺伝子検査
https://www.premedica.co.jp/project/apoe/