昨年に引き続き、大阪市では令和8年度も帯状疱疹予防ワクチンの定期接種が4月1日から始まりました。
通常、当該ワクチンを接種するには保険適用外のため、全額自己負担で費用がかかります。助成を利用すれば費用の負担が軽くなりますので、対象の方はこの機会にご検討・接種されることをお勧めします。
帯状疱疹には予防接種という選択肢
50歳を過ぎると免疫低下に伴い、誰でもかかるリスクが高くなる帯状疱疹。
症状は、皮膚の違和感・かゆみ・軽い痛み・しびれから始まり、1週間後には発疹や水ぶくれが体の片側に帯状に広がり、強い痛みを伴います。その強い痛みが日常生活に影響を与えることもあるので、かからないに越したことはありません。
免疫を低下させない為にバランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠をとり、なるべくストレスをためない日常を過ごすという日頃の体調管理がとても大切です。
予防接種を受けるという選択もあります。帯状疱疹の発症を完全に防ぐものではありませんが、発症しても軽度で済み、合併症を予防できるというメリットもあります。
帯状疱疹ワクチンの種類
帯状疱疹の予防接種として「生ワクチン」と「組換え(不活化)ワクチン」の2種類があります。接種する回数・接種にかかる費用などの情報を確認した上でご自身の状況に合うワクチンを選ぶことが大切です。
令和8年度の接種費用助成対象者
①令和8年度中に次の年齢となる大阪市民の方
- 65歳 昭和36年4月2日生~昭和37年4月1日生
- 70歳 昭和31年4月2日生~昭和32年4月1日生
- 75歳 昭和26年4月2日生~昭和27年4月1日生
- 80歳 昭和21年4月2日生~昭和22年4月1日生
- 85歳 昭和16年4月2日生~昭和17年4月1日生
- 90歳 昭和11年4月2日生~昭和12年4月1日生
- 95歳 昭和6年4月2日生~昭和7年4月1日生
- 100歳 大正15年4月2日生~昭和2年4月1日生
※助成の対象となるのは今年度のみです。令和7年度から令和11年度の5年間は経過措置の為、対象者は5歳刻みとなりますが、令和12年以降は接種時点で65歳の方のみが対象になります。
②60歳~64歳の方うち、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能により日常生活が極度に制限される程度の障害を有する方
実施期間
使用ワクチン・接種費用・接種方法
- 生ワクチン(1回接種)/4,500円/皮下注射
- 組換え(不活化)ワクチン(2回接種)/11,000円×2回/筋肉内注射
生活保護受給者、非課税世帯の方は接種当日確認書類をご持参頂くと無料になります
ワクチンの効果や副反応など詳しく知りたい場合は下記の大阪市ホームページをご覧ください。
大阪市:帯状疱疹ワクチン接種について
注意事項
①接種費用助成対象者の方で自費での接種も含め、過去に生ワクチンを1回又は組換えワクチンを2回接種した方は助成を受けられません。(過去に組換えワクチンを1回受けた方は残りの1回分のみ助成の対象となります)
②定期接種による公費負担を受けられる機会は生涯に一度だけです。65歳のときに接種を受けなかったとしてもその5年後の70歳のときには定期接種の機会はありません。
接種の機会を逃さないようご注意ください。また開始時期や接種費用・対象者などは自治体により異なりますので、大阪市以外にお住いの方は各市町村にお問い合わせください。
当院での接種について
当院では生ワクチン・組換えワクチンともに接種可能です。
助成対象でない方も、費用は異なりますが50歳以上であれば予防接種を受けることができますので、ご希望の場合は、お電話または受付にてお申し付けください。













