快く眠れていますか?

スタッフブログ

8月も後半となり、時折涼しい風が吹き抜け秋の気配を感じる時があります。
毎日ぐっすり眠りたいのに、暑かったり涼しかったり、エアコンの温度設定に迷うことがあるのは皆さまも同じでしょうか。

さて今回は「睡眠の質」を取り上げてみました。
夏場、気持ちよくソファなどでうたた寝してしいると家族からいびきや無呼吸を指摘されたというのはよく聞くお話です。
実は、たくさん寝ていても睡眠の質が悪いことがあります。そして、その事に気づいていない人は意外と多いのです。

たとえば、このようなことはありませんか?

□ 夜、横になっても長い時間眠りにつけない
□ いびきがうるさい
□ 夜中に何度も目が覚める
□ 日中も眠気がある
□ いくら寝てもすっきりしない

いくつかチェックがついた方、気になる項目があった方は、どうぞ下記のような事をしていないかご自身の日常を振り返ってみてください。

・運動不足、または過度な運動
・不規則な食事時間
・長すぎる昼寝
・寝る前のだらだらスマホ、PC操作
・カフェインやアルコールの多飲

ドキリとされた方は、是非、今夜から気をつけてみてくださいね。

では、安定した睡眠を習慣づけるためにはどういったことをすればいいのでしょう。
ご自宅で手軽に出来る睡眠の質を上げる方法をご紹介いたします。

【朝】体内時計を安定させる

体内時計とは、朝起きて昼間に活動し夜になると疲れて眠くなるサイクルです。体内時計の周期は24時間10分。つまり、地球が自転する24時間に合わせるために身体を調整する必要があるのです。
そのためには、朝起きて真っ先に太陽の光を浴びることが大切です。
窓際で太陽光を15秒間目に入れることで、脳に体を覚醒させるスイッチが入り体内時計がリセットされるのです。

【夕】入浴時間の調整

入浴は快眠に直結します。
就寝する60分~90分前にぬるめのお湯へ20分程度入浴すると良いです。
そうすることで、入浴により一時的に上昇した体温が大きく下がっていき、体が休息モードに切り替わり深い眠りへと誘われていきます。
シャワーより湯船へ。炭酸の発泡タイプの入浴剤は快眠促進作用があるともいいます、お気に入りの入浴剤を見つける楽しみ方もありますね。

【夜】睡眠時間の確保

睡眠時間は6~7時間程度が理想です。7.5時間がベストともいいますが、毎日確保するのは難しい方も多いと思います。
たとえば、週の真ん中あたりにいつもより長く寝る日を作ると良いでしょう。30分程度時間を早め、リラックスして布団に入ることで体内のリズム調整に繋がります。できるだけ、就寝1時間前にはスマホやパソコンなどデジタル機器は手放しておきましょう。
リモートワークで通勤時間がなく楽になった反面、夜ふかしをしてしまうなど生活リズムが崩れてしまうことがあるので、意識的に生活にメリハリをつけることが大切です。だらだらと仕事や作業を続けないためにも90分ごとに立ち上がって伸びる、お茶を飲むなど小休止を取り入れてみましょう。
日中や就寝前のストレッチも効果的ですよ。

朝起きて、夜に眠る。
子供の頃は簡単だったはずなのに、大人になると難しいものですね。
まずは良い習慣を心がけ、夏の疲れを残さぬよう秋の夜長に向けて気持ちの良い睡眠へ繋げていきたいものです。

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