インフルエンザが流行しています。

2025年を迎えました。
寒い日が続きますが、ご体調を崩されてはいませんか?通勤電車の中で咳をしている方がいたり、「インフルエンザにかかった」という声を耳にする時期になりました。
毎年12月から流行するインフルエンザは、ゆっくり発症する風邪と比べて急激に発症し、高熱や関節の痛みなどを伴い、重症化することあります。
インフルエンザにかからないようしっかり対策し、もしかかってしまっても周りにうつさない行動を心がけることで感染拡大を抑えることができます。

インフルエンザから身を守るためには?

①しっかり手洗いをする

インフルエンザウイルスが付着した電車のつり革やドアノブなどに触れてしまうと感染する可能性があります。ウイルスが体内に侵入することを防ぐために、石鹸を使ってこまめに手を洗いましょう。

②ワクチンを接種する

インフルエンザワクチンを打つことで発病の可能性 を減 らすことができ、万が一かかってしまっても重症化 を予防する効果が期待 できます。

③十分な休養と栄養摂取をする

ウイルスに負けない体をつくるために、バランスのよい食事をとり、適度に体を動かしてしっかり睡眠をとりましょう。

④適度な湿度管理と換気をする

冬は空気が乾燥するので加湿器などを使って50%~60%の湿度を保ち、定期的に窓を開けて換気しましょう。室内に新しい空気を取り込めば、気分もすっきりするはずです。

⑤人混みや外出を控える

人混みでは感染するリスクが高まるため、特に高齢者や持病のある方は不要な外出をなるべく控えましょう。外出する場合は、不織布マスクを着用して飛沫感染予防することが大切です。

他の人にうつさないためには?

①疑わしい症状がある時は、早めに医療機関を受診する

高熱が続く、呼吸が苦しいなど、具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。
医師の判断にはなりますが、発症後 48 時間以内であれば、抗インフルエンザウイルス薬を処方され回復を早める効果も期待できます。

②しっかり自宅療養する

熱が下がっても、インフルエンザウイルスは体内に残っています。熱が下がった後も、数日は学校や職場などに行かないようにしましょう。
安静にしてこまめな水分補給と十分な睡眠をとってください。

③マスクを着用する

咳やくしゃみが出ている間はマスクを着用し、使用後のマスクは放置せずごみ箱へ。
他の人への接触感染を防ぐために、感染した方も十分な手洗いを心がけましょう。

政府広報オンライン
(https://www.gov-online.go.jp/useful/article/200909/6.html)
厚生労働省インフルエンザQ&A
(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/QA2024.html)
寒さが厳しい冬は、暖かい室内で家族団らんしたり、仲間と集まってゆっくりお話ししながら、暖かい時期になるまで楽しく健やかにお過ごしくださいね。
今年の干支である巳は脱皮をしながら成長していくことから、「再生力」「生命力」が高く、運気を上げる縁起物とされています。巳のようにどんな困難も乗り越え、嬉しいニュースであふれる1年になりますように。
今年もこのスタッフブログから皆様の健康をサポートできる情報を発信してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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