師走に入りだいぶ寒さも増しております。新型コロナウィルスにインフルエンザと体調の崩しやすい季節です。皆様どうかお気を付けください。今回は、テレビ東京系列 主治医の見つかる診療所から『蛭子能収の認知症改善&芸能人人間ドックSP』の内容をお話ししたいともいます。
特に番組でも強調されていたのは、仕事をしている事で認知症の進行を遅らせる可能性がある事です。このポイントは非常に大事だと思っています。
詳しい内容ですが、箇条書きしていきますと
①蛭子能収氏が、軽度の認知症と診断された。
②仕事を続けていくことで、認知症の進行を遅らせる可能性がある。
今回の脳を元気にするポイント・ゆかりのある場所でいろいろ思い出す行為は認知症の進行を遅らせる効果が期待できる・知らない人との会話は予期せぬ話題になり脳の活性化が期待できる・買い物で「小銭」を使うと頭の中で計算するので脳の活性化が期待できる・線からはみ出ないように何色にするか考えて色を塗る「ぬりえ」は、脳の活性化が期待できる・「ボウリング」はピンをどうやって倒すか考えながら体を動かすので、遊びながら脳の活性化が期待できる・「馬肉」などに含まれるビタミンB12は正常な神経機能を維持する成分で認知症の維持・改善効果が期待できる
以上でした。
当院でも、2年以上前から、脳のトレーニングにぬりえやボードゲームなどを取り入れ、ビタミンBや鉄分などの栄養にも注視している為、最新の取り組みを実践できていると自負しております。
お気軽にご相談ください。
今回も御一読いただき誠にありがとうございました。
文献1)2020年11月12日 『蛭子能収の認知症改善&芸能人人間ドックSP』
文献2)大熊 輝雄:現代臨床精神医学第12版 金原出版株式会社