今回もたけしの家庭の医学 これ以上 脳を老けさせない!認知症2つの最新予防法SPから、お話ししたいと思います。
今回は特にクリニックでも質問が多い、脳の若返りに係る食材です。
愛知県大府市にある「国立長寿医療研究センター」の遠藤先生によると、加齢で数百億個ある脳細胞の回路が分断されて認知症の可能性が高くなるという。遠藤先生はこの途切れた神経細胞にノビレチンを投与し、20時間後に細胞同士が繋がりを見せていた。このノビレチンはある食材にふんだんに含まれているという。認知症の専門医として30年以上に渡って患者を診察している遠藤先生によると、ノビレチンがあるマウスの方がアミロイドβが減ってボケにくいという。この酸を食わすものとはシークヮーサーで、この果物をかけて刺身を食べるのが良いと紹介された。
遠藤先生によると、シークヮーサーにはノビレチンが多い時期があると教えてもらった。シークヮーサーは9月から12月にかけて実がなり、熟すのは11月以降となっている。しかし、熟したものよりも青い方がノビレチンの含有量が2.5倍も多かった。シークヮーサーが収穫している所を見てみると、青い果実を製造ラインに入れて手作業で不的確な果実を覗いていた。その後、ジュースを絞る機械でシークヮーサーは皮付きで搾り取られていった。ノビレチンは皮に多く含まれ、苦みを感じるという。
という事で、シークワーサーが、脳の若返りにいいと番組で取り上げられ、その後かなり注目されているようです。
次回は、逆に取りすぎ注意、摂取しすぎに注意な食物についてお話ししたいと思います。
今回も御一読いただき誠にありがとうございました。
文献1)2019年10月15日
たけしの家庭の医学
2)大熊 輝雄:現代臨床精神医学第12版 金原出版株式会社