新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
昨年は、新型コロナウィルスの流行に一喜一憂し、皆様本当にご苦労された一年と存じます。今年は、新型コロナウィルスのワクチン接種、東京オリンピック、GO TOキャンペーン、日本経済復興と色々心弾むようなニュースが多い一年に日本が、世界がなっていけばいいなと、心より願うばかりであります。
新しい年を迎えまして、今後さらに患者様、ご家族の皆様のお役に立てるよう努力してまいる所存です。とくに、おひとり、おひとりにあった認知症治療、不眠治療そのほかメンタル不調でお困りのすべての方への治療のあり方を工夫してまいりたいと思っております。クリニックの雰囲気、治療のあり方、などなど改善すべきことがありましたら、遠慮せずにお申し出ください。
また、令和元年に政府は認知症大綱で、『予防と共生』というテーマを掲げ方向性を示しております。当クリニックが長年取り組んできた認知症の早期発見、早期治療の重要性が理解され広く知れ渡ったと考えております。私自身もこれまでの日本精神神経学会、専門医に加え令和元年以降の2年間で、日本精神神経学会指導医、老年精神医学専門医、認知症サポート医、日本精神神経学会認知症治療医を取得しました。認知症以外の分野でも、産業医としての職務に新たに取り組んだり、思春期外来を一層力を入れるべく、専門の治療薬の資格を取得したりと、新たな知識、経験、資格を得てより一層、認知症の予防、早期発見早期治療、並びにすべての世代の患者様の歩みたい人生をサポートしていければと考えている次第でございます。
その一環としまして、一昨年度は当院で骨密度検査、骨年齢測定をできるよう機器を導入し、昨年度は血管年齢、動脈硬化指数を測定できる機器を導入、デエビゴ(副作用の少ない睡眠導入剤)や、トリンテリックス(副作用の少ない抗うつ薬)、持効性注射薬など新薬の積極的採用をしていきまして、多くの患者様にその有用性をご理解頂き、御好評頂いております。今年度は診察時の質問として非常に多い、サプリメント相談や快適な睡眠相談などにもお答えするべく用意していければと愚考しております。その他にも、今年度新しいことに色々取り組んで参りますので、 このブログを通じてお伝えできればと思っております。本年もよろしくお願い申し上げます。
令和3年1月
今川クリニック 院長 福本素由己