厚労省の調査によれば、2025年には65歳以上の5人に1人は認知症になると言われています。今後も高齢化が急速に進む中、認知症患者も予想の域をはるかに越えて急増すると私は考えている。
認知症患者が増加すれば、若い世代に経済的且つ大幅な介護の負担がかかることとなり、日本の将来は方途に迷うことになる。現実的な問題として、介護職の処遇改善が図られなければ、今後益々介護の担い手が減少していくであろう。
少子高齢化の現実が日本の将来の現実像を示している。日本人としてこの現実を厳しく受け止め、将来を見据えて考えていかなければならない。