排泄の一つ腎臓とアルツハイマー病(私が診ている患者)

今川クリニックの院長ブログ

2010年も終わりが近づいている。
時の流れは人個々人の心の内にあり、時間は人類の進化の過程に依るものであろう。
このブログを始めてまだ数回である。今日は血液中で役割を終えた老廃物を処理する腎臓について簡単に話をします。

身体にたまった老廃物は主として腎臓で排泄し、その他、皮膚、肺においても身体のホメオスターシスの一部を調節する働きを荷っています。そもそも身体は成長後、峠を越えると衰退期つまり老化の過程に向かうことが自然の摂理なのです。
今日の日本における超高齢化の現象は人類が営々と年を積み重ねたことの帰結であろうと考えます。超高齢化の現象を生み出した一つに排泄をあげることが重要であります。排泄には便と尿の二つがあり、何れとも身体にとり重要なことです。
先ほど述べた腎臓の働きなくして生きていけません。一例をあげれば、アルツハイマー病の患者であり、年齢が99歳の女性患者の腎臓の尿発生率は100パーセント近くあり、脳MRIにおいても小さい梗塞もない状態でした。私が診ている患者の大半は腎臓の働きは年齢相応の結果が出ていました。つまり血液の生理作用は正常の患者が多くいたということです。

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