認知症は一般的に物忘れ等と言われていることが多い。
その認知症は多々の病気を含んだ病気の総轄であり、分類上変性疾患、脳血管性認知症、感染(エイズ、脳梅毒等々)、ビタミン欠乏症等がある。
たとえば脳梗塞・脳出血を患った結果半身麻痺となり、意欲・関心・集中力の低下が現れると物忘れを始め認知能力の低下が進み、結果として脳血管性認知症の診断となる。
ところで、ストレス社会ではうつ病が多いといわれているが、その中にうつ病からアルツハイマー病になるケースが比較的多い。うつ病の薬のみの治療で改善しない場合この疾患を視野に入れておくことがベターと考える。あくまで認知症は様々な疾患の総称であって、認知症という一疾患ではないことを記憶にとどめておくことが肝要と考えられる。