アルツハイマー病治療の行き詰まり

今川クリニックの院長ブログ

認知症の中でもアルハイマー病の治療に行き詰まっているのが現状である。
現在わが国においても、国家予算を計上し、認知症対策に本格的に取り組み始めている。これは、認知症の代表であるアルツハイマー病の治療が困難に直面していることを示している。これからどうすればいいのかと、国民は途方に暮れていることであろう。

話は変わるが、胎児が母体を出た時、「おぎゃあ」と泣く瞬間に、生まれ出た赤子の泣き声には深い意味が託されている。生と死である。人間社会に生まれ出た瞬間、「おぎゃあ」と泣くという現象の内に死がすでにあるということを、我々は忘れてならない。すなわち、地球上に生命が生まれたときの化学反応が生と死を示しているのである。

歴史上4大文明が生まれた時から、人間の進化は速くなり、今現在も進化は猛スピードで加速している。昭和から平成へ入り、日本をとりまく環境も甚だしく変化し、国民ひとりひとりが抱えるストレス、自然環境(大気汚染、地球温暖化)、食生活の変化も多様性に溢れている。
アルツハイマー病の増加も、上記で述べたことが起因しているだろうと、私は考える

2013/10/23
台風接近の雨天の日  今川正樹

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